奇蹟 [散歩]
公園から連れ帰ったお散歩くんは随分元気になりました。
今日、一回り大きめのケージを買ってきて入れ替えたら、少し広くなっただけでものすごくのびのびくつろいでます。うわ、こんなことならもう少し早く買い替えてやればよかった…。
それはさておき。
お散歩くんと時期を前後して公園に移動したものの、直後にパニックになってどこかへ走り去ってしまい、以降約5ヶ月もの間行方不明になっていた通称「1号」ちゃんが、今日ひょっこり帰ってきました!
朝外に出たら、前にそうしていたように駐車場の車の下にちょこんと座っててびっくり。脚も骨が出るくらいやせ衰えてましたが、エサをあげると以前と同じように寄ってきてくれました。
それにしても公園からうちの団地までは直線距離で約2キロ。決して一本道でもなく、住宅地や田んぼが入りくんでるせいで人間が移動するにも結構複雑な道筋です。交通量も少なくありませんし、よく覚えてて帰ってきたなあと、この5ヶ月間の1号ちゃんの苦労を思うと涙が出てきましたですよ。
最初は以前から1号ちゃんを可愛がってくれてた同じ団地のKさんが公園で見つけて連れ帰ってくれたのかと思いましたが、聞きにいくとそうではなく、独力で帰ってきたのであろうとのこと。
話を聞いたKさんも涙を流して喜んでました。
ここまで苦労してして帰ってきたものを、また猫嫌いの人たちのせいでどこかへやられてはかなわないので、なんとか保護する方向で、今はとにかく体力を回復し環境に再び慣れるよう、見守ってやりたいと思っています。
それにしてもこれこそ、奇蹟。まるで映画「こねこ」を地でいく話だなあと、しみじみ嬉しさに震えています。あー、よかった。
写真は1号ちゃんと、1号ちゃんがエサを食べるのを見守るクロです。
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